ムルアカ氏旅券問題 入管「旅券は有効」 他

入管当局は(1)数度のやり取りの中で、コンゴは「偽造」の意味を、適正に発行されたが政権交代で失効したということと説明した(2)過去、日本以外に欧州諸国でもムルアカ氏の旅券は有効と判断されている――などの理由から、旅券は正規の手続きで発行された有効なものであり、不法入国には当たらないとの結論に達したとみられる。

鈴木議員から不正な働き掛けを受けたとされる伴次雄・同庁元次長が証人として出廷した。伴元次長は、この事件以外でも「大声で怒鳴られたことが2回ある」と述べ、鈴木議員が繰り返し同庁幹部を恫喝(どうかつ)していた実態を明らかにした。<<