衆議院新潟5区補欠選挙 真紀子批判はタブー

民主党羽田孜特別代表、自由党小沢一郎党首、社民党渕上貞雄副党首が22日午後、補欠選挙が実施される衆院新潟5区の候補者応援のため新潟県長岡市で街頭演説した。
10月の補選に向け、初の「そろい踏み」だったが、国民的人気の高かった田中真紀子前外相の辞職に伴う選挙とあって田中氏への批判は影を潜め、父親の故角栄元首相を持ち上げる場面もあった。
羽田氏は「私と小沢氏は角栄氏に弟子入りした。真紀子氏の辞職は、私情では残念に思う。政官業の癒着に切り込んだ真紀子氏が国民の多くの期待を受けていたのは事実。これは政治を変えるいい機会だ」と真紀子氏を引き合いに政権交代を訴えた。
さらに小沢氏も「真紀子氏がやろうとしていた目標はわれわれと共通する。この社会を変えようということだ。新潟のために政治を変えようと角栄氏が立候補したのと同じだ」と同調した。<<