衆院予算委 鈴木宗男告発を協議 他

法務省の樋渡利秋刑事局長が鈴木議員の証言に関し(1)有力後援企業の島田建設(北海道網走市)からの資金提供(2)同社が負担した私設秘書給与(2)平成12年のモザンビーク水害への医師団派遣の延期−の3点で偽証の疑いがあることを説明、予算委による告発を要請する。

調査結果によると、鈴木被告は九八年六月下旬、林野庁幹部からやまりんの行政処分について説明を受けた際、処分に異論を述べなかったが、やまりんが処分で受ける不利益について「処分終了後に面倒をみることはできないか」との趣旨の発言をした。
官房副長官に就任後の八月上旬に林野庁幹部が首相官邸を訪問した際には「やまりんの面倒をみるよう検討できないか」との趣旨の働き掛けをした。
このほかに鈴木被告の圧力はなかったという。

写真週刊誌「FLASH」に勤務実態のない人物を公設秘書としていた疑惑を報じられたことで3日、報道各社に文書で釈明のコメントを発表した。
直紀氏は「(報じられた秘書の)蓬田庫三郎氏は過去、現在を通じて一切公設秘書に採用したことはない。参院より蓬田氏へ給与が支払われたことはない」としている。さらに国会便覧などの秘書欄に名前が掲載された経緯について「参院議員当選後、事務所を手伝ってもらったため、市販のガイドブックに引き続き名前が掲載された」という。<<