鈴木宗男 偽証罪で告発へ / 田中康夫 長野県知事選圧勝で再選

5日にも同委員会を開いて鈴木被告の議院証言法違反での刑事告発を決議し、早ければ週内にも、検事総長に告発する見通しだ。
国会議員が偽証で告発されるのは、1995年の山口敏夫・元労相以来2人目となる。
理事会開催は、同委員会の藤井孝男(自民)、枝野幸男(民主)の与野党両筆頭理事が2日会談し、大筋で合意したもの。津島雄二委員長(自民)が3日、海外視察から帰国するのを待って正式決定する。

県議会の不信任議決を受けた知事の失職に伴う長野県知事選は1日投票され、前知事の田中康夫氏(46)が、県議、市町村長らが推す弁護士の長谷川敬子氏(50)らを大差で破り、再選を果たした。「脱ダム宣言」問題をはじめとする議会との対立など、県政運営のあり方が争点となったが、既存の政治勢力との関係を持たない田中氏が信任を得た形だ。選挙戦を通じて議会との溝は深くなっており、来春の県議選で改めて民意が問われる。

圧勝で知事に返り咲き。