外務省の佐藤優・元主任分析官ら2人を起訴

東京地検特捜部は4日、外務省の元国際情報局分析1課主任分析官・佐藤優(まさる)容疑者(42)と、元ロシア支援室課長補佐の前島陽(あきら)容疑者(37)を背任の罪で起訴した。2人とも容疑を認めているという。
起訴状などによると、2人は、国際機関「支援委員会」の設置に関する協定に違反すると知りながら、個人的な利益のために、支援活動とは関係のない国際学会を計画。会議を主催するテルアビブ大学の研究所長夫妻が00年1月に来日した際の旅費や滞在費約332万円を支援委に支出させた。さらに同年4月上旬にイスラエルで学会を開いた際は、日本からの学者らの派遣費用約3017万円を負担させ、計約3349万円の損害を支援委に与えたとされる。

ラスプーチン起訴される。