「ムネオハウス」、ロシア人職員に賃金払えず 他

衆院議院運営委員会が14日昼開かれ、鈴木宗男代議士(自民党を離党)に対する議員辞職勧告決議案について、野党4党が提出した本会議上程を求める動議を否決した。与党は自民、保守両党が反対、公明党が賛成と対応が分かれ可否同数になったが、鳩山邦夫委員長(自民)が否決と決裁した。野党はこれを受け、鳩山氏の解任決議案を提出し対抗する方針だ。

人件費などの維持費を負担している日本の外務省が、支援事業の見直しで、これまで通り送金するかどうか検討しているためだ。職員は「払ってもらえないなら辞めたい」と訴えており、15日朝、根室市に到着したビザなし訪問団長のコーワリ・南クリル地区議会議長が、送金を求める要請書を持参した。

00年4月にイスラエルで開かれた国際学会を途中で抜け出してロシアに向かい、首相特使として訪ロ中の鈴木宗男代議士と合流していたことがわかった。東京地検特捜部は、前分析官の訪ロ費用も支援委員会から不正に支出されたとみている模様だ。