辻元清美 参考人招致日決定 / 鈴木宗男 週刊新潮を訴える 他

精神的に不安定で拒食症気味という理由で、ドタキャンしたままの辻元清美・前社民党政審会長(41)の参考人招致がやっと、25日にも行われる見通しとなった。入院中に事態が好転するかと思いきや、社民党を取り巻く状況は厳しさを増すばかり。与野党議員は手ぐすねを引いて辻元氏の登場を待ち受けるが、肝心の秘書給与ネコババ疑惑の指南役については、ノラリクラリとはぐらかす戦術とみられる。

同日開かれた第1回口頭弁論で、新潮社側は見出しと本文のどちらが名誉棄損に当たるのか鈴木議員側に釈明を求めた。議員側は見出しが問題と主張した。
訴状によると、週刊新潮は2月7日号に鈴木議員と田中真紀子前外相の記事を掲載。「ウソつき常習男鈴木宗男」との見出しを付け、名誉を傷つけたとしている。

冒頭、井上議長は「迷惑を掛けている。秘書が恐喝されたことは情けないことだ」などと陳謝したが、「秘書は6400万円を受け取っていない」などと疑惑を否定。自身の進退については、「考えていない」と記者団に述べた。

東大法学部卒で疑惑を持たれた政治家には、リクルート事件中曽根康弘元首相が証人喚問まで受けたが、自民党離党でなぜか決着。造船疑獄で逮捕寸前までいった佐藤栄作元首相は、法相の「指揮権発動」で救われている。
同様の学歴を誇る加藤氏も刑事訴追を免れることができるのか?

テレビ局記者がただした“疑惑”とは、小此木氏の第2秘書が、同じ神奈川県選出の河野太郎衆院議員の第1秘書と同姓同名となっているというもの。<<