鈴木宗男 「ムネオハウス」の入札関与認める 他

自民党鈴木宗男代議士は26日、国後島の緊急避難所兼宿泊施設「友好の家」(通称「ムネオハウス」)の建設工事について、声明文を発表した。鈴木氏は「工事参加業者を北方四島の地元である根室管内にするよう要請したことは事実だ」と述べ、入札参加資格を根室管内の業者に限るよう外務省側に働きかけたことを初めて認めた。

北方領土・国後(くなしり)島の人道支援事業「桟橋改修工事」でも新たにムネオハウスと同様、入札参加資格が自民党鈴木宗男衆院議員の地元である道東(北海道東部)の業者に事実上、限定されるような条件となっていたことが、26日までに分かった。

外務省が同理事会に提出した資料によると、コンゴ政府は00年5月、駐日臨時代理大使をヌガンバニ氏からヌグウェイ氏に交代させることを外務省に通知。6月に、在京コンゴ大使館からヌグウェイ氏へのIDカード発給申請があった。
ところが、ヌガンバニ氏は自らが臨時代理大使だと主張。ヌグウェイ氏のIDカード発給申請に応じないよう求める通知が外務省に届いた。在日コンゴ大使館関係者によると、ヌグウェイ氏は鈴木氏やムルアカ氏らと親しかったヌガンバニ氏との付き合いを好まず、対立していたという。

参院予算委員会は25日の理事懇談会で、非政府組織(NGO)「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ)の大西健丞代表と、国際協力NGOセンターの船戸良隆理事長を参考人として招致することを決めた。予算委はこの参考人質疑を28日に行うことをいったん決めたが、大西氏は現在、海外滞在中で、28日に出席できるかどうかは微妙。このため日程は再協議する見通しだ。

02年度予算案を年度内に成立させるためには、来月5日の予算案の衆院通過を最優先せざるを得ないと判断。通過前に議決などの形で喚問を確約し、野党の理解を得たい考えだ。

「国会議員から聴取する権限は外務省にはない」との理由から、鈴木氏本人からは事情を聴かない方針を固めた。鈴木氏の説明抜きでは厳密な「事実確認」(首相)は難しく、調査結果の説得力も問われることになりそうだ。