菅官房長官 露ロゴジン副首相の「ハラキリ」発言を批判

菅義偉官房長官は25日午前の記者会見で、ロシアのロゴジン副首相がメドベージェフ首相の北方領土訪問に抗議した日本を「切腹」に触れつつやゆしたことに対し、「びっくりした。非建設的な発言で、コメントする気にもならない」と述べ、強い不快感を示した。
その一方で、「国際会議などの機会を通じ、対話していくことは極めて大事だ」とも語り、ロシアと粘り強く領土交渉を続ける考えを強調した。 
岸田文雄外相も25日の会見で、「ロシア側には日ロ関係で建設的な行動を強く求めていきたい」と述べた。
ロゴジン氏は23日夜、自身のツイッターに「真の(日本の)男なら、ハラキリをして落ち着いたらいい」などと書き込んだ。(2015/08/25-10:57)<<