辻元清美 野田首相と支持を訴える

12月16日投開票の衆院選に向け全国を遊説中の野田佳彦首相が25日、大阪府高槻市のJR高槻駅前など府北部で街頭演説。大阪を活動拠点とする日本維新の会について「混ざっていってよく分からない色になった第三極に未来を託せるのかが問われる選挙だ」と訴え、太陽の党との合流で政策を相次いで修正した維新の対応を痛烈に批判した。
一方、首相は「実現できなかった改革を前に進めるのか、既得権益としがらみに軸足を置いた政治に時計の針を戻してしまうのか」と述べ、自民党との対決姿勢を鮮明にした。
JR高槻駅前での街頭演説で、首相は大阪10区から立候補を予定している前衆院議員の辻元清美氏とともに民主党への支持を訴えた。駅前ロータリーだけでなく、駅から商業施設につながる歩道橋も聴衆で埋まり、民主の“顔”としての首相への関心の高さをうかがわせた。<<