鈴木宗男 自殺した松下忠洋前大臣事務所を弔問 / ロシア 北方領土の島を命名

新党大地・真民主鈴木宗男代表は11日、死去した松下忠洋前金融・郵政民営化担当相の事務所を弔問に訪れた後、記者団に「情に厚く、涙もろい人だった。死ぬまでの気持ちがあったなら、人生のやり方はあったかと思うんだけどね…」と目に涙を浮かべて語った。
松下氏は8月30日に鈴木氏と会食した際、「次の衆院選は何としても勝つんだ!」と熱っぽく語り、「私は閣僚懇談会で『一致結束して野田佳彦首相を支えるべきだ』と発言している」とも強調していたという。

北方領土色丹島近くにある小さな2つの島に、今月7日から9日にかけてロシアの調査隊が上陸し、名前を付けていたことが明らかになりました。
ロシアでのAPEC=アジア太平洋経済協力会議の期間中の上陸だったことから、北方領土の実効支配を強調するねらいがあるものとみられています。
サハリン州の発表によりますと、学者やロシアの国会議員、それにサハリン州の副知事らで編成された調査隊が、今月7日から9日の間、色丹島近くにある2つの島に上陸しました。
島はいずれもおよそ100平方メートルの小さな岩場で、日本は正式名称を付けていませんが、調査隊はそれぞれにロシア国旗とサハリン州の旗を立てたうえで、ロシアの著名な学者と第2次世界大戦で千島列島の上陸作戦を指揮した司令官の名前を付けたということです。
サハリン州政府は、先月から、インターネット上で北方領土と千島列島の小さな島々およそ200について名前の募集を行っており、今回使われた名前はそこで人気の高かったものが選ばれたということです。
島に上陸した国会議員は「われわれの島であることは明らかだ」と話しており、上陸がロシア・ウラジオストクでのAPECの首脳会議の期間中に行われたことから、ロシアによる北方領土の実効支配を強調するねらいがあるものとみられています。<<