日露外相会談 28日に東京で開催

玄葉光一郎外相は25日の記者会見で、ロシアのラブロフ外相と28日に都内で会談すると発表した。玄葉氏は北方領土問題について「一日も早い解決に向けてしっかり議論を行いたい」と表明。ラブロフ氏はロシア国内法に基づく北方領土の共同開発を提案する意向を示しているが、玄葉氏は「日本の立場を害さないことが前提だ」と述べ、応じられないとの考えを示した。
会談ではロシア極東地域での天然ガスなどエネルギー資源の共同開発や、イラン核問題への対応についても協議する見通しだ

外務省は25日、ロシアのラブロフ外相が28日から2日間の日程で来日すると発表した。28日に玄葉光一郎外相と会談する。北方領土問題やイランの核開発、北朝鮮情勢などについて意見が交わされる見通しだ。
玄葉氏は25日の記者会見で、北方領土問題について「(ロシアによる)北方四島の占拠は国際法上、根拠がない。その点、日露両国の立場は大きく隔たりがあるが、一日も早い解決に向けてラブロフ氏としっかり議論したい」と述べた。

「根拠がない」と「不法占拠」は別なんでしょうね。