本年度最後の北方領土ビザ無し交流団 ロシア側訪問団 根室に到着

根室北方領土ビザなし交流の本年度最後のロシア側訪問団(6人)が26日、チャーター船で根室港に到着した。サハリン州政府ビザなし交流委員会のワレンチン・メリニコフ新委員長(55)が同行し「20周年となる来年のビザなし交流を日本と協力して計画したい」と抱負を話した。
メリニコフ氏は、北方四島サハリン州の管轄とする発言を繰り返した対日強硬派のセルゲイ・ポノマリョフ氏の後任。委員長就任は「今月に入って」という。一行は日ロ双方を通じた最後の訪問団となり、国後、択捉両島の住民代表5人とともに、来年以降の交流のあり方を協議する。

外務省、内閣府との会談後、2日に帰島予定。