多田被告はあっせん収賄、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪も含め一貫して無罪を主張。控訴審公判でも「(1審判決がわいろと認定した現金の)一部は受け取っていない。(残りの一部は)わいろでなく、鈴木被告の官房副長官就任祝いだった」などと訴えた。
しかし池田修裁判長は「贈賄側の供述などから現金の受領やわいろであることは明らか。1審判決に事実誤認はない」として退けた。
一審通りの懲役2年、執行猶予4年の判決。
20日告示された長野県知事選は同日午後5時で届け出が締め切られ、無所属新人で元自民党衆院議員の村井仁氏(69)と、3選を目指す無所属現職の田中康夫氏(50)の争いが確定した。8月6日に投票、即日開票される。
一騎打ち。