Hardonize web「ヒトクセあるサンプリングのテクノ特集:今週のオススメハードテクノ」でYabaiyoを紹介する人

2008年から早稲田茶箱さんで開催されているハードテクノのイベント「Hardonize」の公式ページから。レギュラーDJ陣がおすすめ楽曲を紹介する記事で最後のオチが「Yabaiyo」(10th-01)でした。担当はTAK666さん。以下、該当箇所を引用。

THE MUNEO HOUSE / yabaiyo

[ムネオハウス] THE MUNEO HOUSE PV – yabaiyo (version1)


今回のオチ。
まさか令和の時代にこれを取り上げるとは自分でも思っていなかったんですが、今回のコンセプトにはバチッとハマってしまったので。


経緯についてはWikipediaのページを参照して頂きたいのですが、今から20年前に2ちゃんねるで匿名アーティストたちがこぞって鈴木宗男の国会答弁をサンプリングし、ダンスミュージックと組み合わせた楽曲を発表していたことがあったのです。
その数半年間で250曲以上。アルバム21枚相当というとんでもない量です。
中でも好きなのがこれでして、サウンド、展開、サンプリングの使い方、全てがアマチュア離れしています。
ドライブ感のあるベースラインに複数種類のリフを巧みに組み合わせ、ループ感は保ちつつドラマティックに展開していくトランステクノの中間くらいのトラック。
イントロのユーフォリックな感じもそれに拍車をかけていて当時のインターネットの謎のエネルギッシュさが内包されたようであり・・・マジで20年越しに何を真面目に分析しているんでしょう私は。


ちなみにまだ楽曲を配布しているところがあるのか調べたらありました
公式サイトもまだ残ってました。
インターネット文化遺産として未来永劫残っていて欲しい。


どうでも良い話ですが、2002年当時実際にクラブでムネオハウスを題材としたパーティーが行われておりまして、当時未成年で行けなかったことが人生で悔しい出来事のかなり上位にきます。
かつてHardonizeレジデントだったLZDさんや、ゲストでお招きしたneco-punchさんはこの時の出演者サイドの方々で、実は一方的に知ってました。

ヒトクセあるサンプリングのテクノ特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2022/06/23 | Hardonize web

TAK666さんは2005年の人生初イベントDJの場でも「Yabaiyo」(10th-01)のエディット版を使っていらっしゃいました。