安倍首相 大地の支援を歓迎 / 辻元清美 自分を引き合いに甘利氏の参考人招致求める

安倍首相は2日、自民党下村博文総裁特別補佐と首相官邸で会談し、4月の衆院北海道5区補欠選挙について、「北海道で新党大地はかなり影響力があるので、支援はありがたい」と述べた。
地域政党新党大地」(鈴木宗男代表)は、自民党候補の支援を表明している。

民主党辻元清美役員室長は2日夜のBS日テレ番組で、かつて自身が秘書給与流用事件で議員辞職した後に国会に参考人として出席したことを挙げ、金銭授受疑惑で辞任した甘利明前経済再生担当相の参考人招致を求めた。「大臣を辞めても説明責任はある」と述べた。
辻元氏は平成14年3月に秘書給与の流用疑惑が発覚し、衆院議員を辞職。同年4月の衆院予算委員会参考人として出席した。辻元氏は15年7月に詐欺容疑で逮捕され、有罪判決を受けた。

自民党が、民主党の鈴木貴子衆院議員(比例北海道)(30)を引き抜こうと秋波を送っている。
4月の衆院北海道5区補選や夏の参院選を念頭に、貴子氏の父で、北海道に地盤を持つ地域政党新党大地」の鈴木宗男代表との連携を強めたいとの思惑がありそうだ。
貴子氏は1月30日、北海道釧路市で記者団に、自民党への移籍について明言を避けながらも、「評価は率直にありがたい」などと語った。移籍のカギを握る宗男氏も同月31日、「(自民党の)期待感なり、それなりの評価ということで、ありがたく思っている」と記者団に述べた。
移籍問題の発端となったのが、昨年12月28日の安倍首相と宗男氏による会談だ。首相は北海道5区補選で自民党公認候補への支援を要請し、宗男氏も了承した。会談では、首相が「貴子氏を自民党で育てたい」などと言及したとされる。

菅義偉官房長官は1日の記者会見で、新党大地鈴木宗男代表が夏の参院選道選挙区で自民党候補の支援に前向きな考えを示したことについて「応援していただけるということであれば大変にありがたい」と述べ、歓迎する考えを示した。
自民党谷垣禎一幹事長も同日の会見で「ありがたいことだ。そういうこと(大地との選挙協力)を通じて、衆院道5区(札幌市厚別区石狩管内補欠選挙参院選の北海道での態勢をきちんとつくっていきたい」と述べた。
大地は5区補選で自民党公認候補を推薦。また伊達忠一自民党道連会長らから協力要請を受けている参院選道選挙区に関しても、鈴木氏は「伊達氏と認識は違わない」と述べている。