ロシア 択捉島の火山ガスからレアメタル抽出に成功

北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州政府は25日、択捉島の茂世路岳(ロシア名クドリャブイ火山)の火山ガスから初めて、レアメタル希少金属)のレニウム17キロを抽出することに成功したと発表した。レニウムは航空機ジェットエンジンのタービンブレード(回転翼)素材などに合金として使われる。ロシアが経済振興策の一環として、択捉島での商業的な採取に意欲を示していた。(共同)<<