菅官房長官 ラブロフ外相発言に反論 「半分は領土」

菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で、ロシアのラブロフ外相が岸田文雄外相との会談では「北方領土は議論していない」と強弁したことに対し、「ワーキングディナーを合わせ、4時間半の議論の半分以上はこの問題だった」と反論した。
菅長官は「平和条約締結問題は、領土問題に他ならない。双方にとって受け入れ可能な解決策に向け、両国間の対話を続けないといけない」と強調。ただ、外相会談自体については「日ロ関係を全体として一歩前に進める意義あるものだった」と評価した。 (2015/09/24-12:44)<<