鈴木貴子衆院議員の秘書 傷害容疑で逮捕 / 岸田外相 20日訪露を検討

警視庁大崎署は11日、傷害容疑で鈴木貴子衆院議員(民主)の政策秘書(41)=東京都品川区=を逮捕した。
逮捕容疑は、8日午後11時10分ごろ、同区内の路上で男性(62)を投げ倒すなどして胸などに全治3〜4カ月の重傷を負わせたとしている。赤松容疑者は「(男性に)けがを負わせた認識はない」と否認しているという。
同署によると、赤松容疑者と男性は面識がなかったが、同区内の同じ飲食店で飲酒していた際、口論になり、「話をつける」と外に出てけんかになった。
同署で詳しい経緯などを調べている。
鈴木議員は、新党大地代表の鈴木宗男・元衆院議員の長女。

岸田文雄外相は、ロシアのメドベージェフ首相による北方領土訪問を受けて先送りしていた訪ロについて、今月20日とする方向で調整に入った。政府関係者が11日明らかにした。日ロ両首脳間で合意したプーチン大統領の年内来日に向け、準備を急ぐ必要があると判断した。
「日本人なら切腹して静かに」=首相択捉訪問、抗議に不快感−ロ副首相
岸田氏の訪ロは、大統領来日の地ならしが目的で、ラブロフ外相との間で領土や経済に関する2国間協議を詰める。シュワロフ第1副首相と共同議長を務める「日ロ貿易経済政府間委員会」も開催する予定だ。 
当初、岸田氏は8月末の訪ロを調整していたが、同月22日にメドベージェフ首相が択捉島入り。日本政府は抗議し、岸田氏は訪ロを延期した。しかし、これ以上延期すれば「大統領の来日自体が難しくなる」(日本政府関係者)と判断。岸田氏は、安全保障関連法案の審議状況なども見極めた上で、最終的に訪ロ日程を決める考えだ。(2015/09/11-22:10)<<