ロシア 北方領土に450億円投資計画 他

ロシア・サハリン州のスダコワ投資・対外関係相代行は、実効支配する北方領土を含む千島列島(クリール諸島)で21件の開発計画が構想され、2023年までの投資額が200億ルーブル(約450億円)に上ると述べた。インタファクス通信が26日伝えた。
北方領土をめぐっては、極東開発を統括するトルトネフ副首相が25日「千島に特区を創設する必要がある」と述べ、税制などを優遇する経済特区制度の導入に意欲を表明。経済開発を進め、北方領土の支配を強める狙いがあるとみられる。
開発計画は漁業関連が18件で最も多いが、国後島択捉島での温泉を活用したホテル建設や、ウルップ島の金鉱採掘事業なども含まれている。(共同)

ロシア東部軍管区は26日、サハリンと北方領土を含む千島列島(クリール諸島)で行われた演習で、仮想敵の通信手段を妨害する訓練を行ったと発表した。インタファクス通信が伝えた。2日間の演習を行ったという。発表は演習が北方領土で行われたかどうかには触れていない。(共同)

【モスクワ共同】旧ソ連時代にゴルバチョフ大統領のブレーンとして活躍し、ロシアの外相、首相などを歴任、北方領土の共同開発を提案して対日関係にも影響力を及ぼしたエフゲニー・プリマコフ氏が26日、モスクワで死去した。85歳。長く病気療養を続けていた。インタファクス通信などが伝えた。
旧ソ連共産党機関紙プラウダの中東特派員、世界経済国際関係研究所所長などを経て政治家として台頭。1989年に共産党政治局員候補に就任した。同党保守派がゴルバチョフ氏を軟禁した91年のクーデター未遂事件では、クーデター派への協力を拒否した。