民主党岡田代表 鳩山元首相を批判 他

民主党岡田克也代表は27日、インターネット番組に出演し、ロシアが併合したウクライナ南部のクリミア半島を訪問した鳩山由紀夫元首相について「日本の国益から見たら、大きなマイナスだ」と激しく批判した。鳩山氏が模索した米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の県外、国外移設についても「首相が願望を言うのは間違っていた」と突き放した。
岡田氏は、すでに民主党を離れた鳩山氏について「もう民主党の人ではないので、知らん顔している。関係ない」と強調。クリミア訪問については「自粛してもらいたいと思ったが、縄をつけて止めるわけにはいかない」と語った。
鳩山氏は今月11日にクリミアで行った記者会見で、昨年3月に実施された編入の是非を問う住民投票を「平和的かつ民主的プロセスにのっとって行われ、クリミア住民の意思を反映していた」と述べた。
これについても岡田氏は「ロシアのプーチン大統領は(鳩山氏の発言の)直後に『ロシアとして決めていた』と言った。鳩山氏のことを歯牙にもかけていなかった」と語った。
鳩山政権の外相として関わった普天間移設問題に話題が及ぶと、批判はさらにエスカレート。「(移設が)現実に可能との自信がなかったので、注意深くマニフェストから県外移設との言葉をのぞいた。それを鳩山さんが選挙で(県外、国外移設と)言った。首相になってからも何度も言った」と批判した。
さらに「名護市辺野古の案に戻すしかないと説得し、鳩山氏も一時は納得し、米国にも伝えたが、鳩山氏がまた変わった。だから米国はすごく不信感を持った」と説明した。
一方、岡田氏は、辺野古への移設を進める安倍晋三首相についても「進め方が相当乱暴だ。(翁長雄志沖縄県)知事に1度も会わない。埋めがたい溝を埋める努力をする責任が首相にある」と批判した。
ただ、岡田氏は番組内で、鳩山氏の言動を止められなかった自らの責任には触れないまま。鳩山氏に全責任を押しつけつつ、安倍首相を批判する展開となった。

民主党岡田克也代表は27日に出演したインターネット番組で、「蓮舫代表代行と辻元清美政調会長代理はトップを十分、狙える人たちだ」と称賛し、両氏が将来の党代表候補との認識を示した。次期国政選挙などで女性候補者の発掘を目指す同党の方針を説明する中で言及した。