馳浩 自民党石川県連会長に就任

自民党石川県連は10日、金沢市のホテル金沢で定例大会を開き、馳浩会長、石田忠夫 幹事長を中心とする新執行部がスタートした。馳氏は来春の知事選に向け「丁寧な議論を 積み上げ、県連で足並みをそろえて臨みたい」と結束を呼び掛けた。
馳氏はあいさつで2020年東京五輪の党招致推進本部長として海外出張が多いことを 挙げ、自らを補佐する会長代行ポストの新設を提案。「代行を置いて知事選の議論を深め てほしい」と述べた。新執行部で人選を含め、対応を協議する。
昨年末の衆院選での与党復帰後、初の大会となる。前会長の岡田直樹参院議員は衆院選参院選での完勝とねじれ国会の解消に感謝を述べ、「これからが正念場。おごらず、高 ぶらず、県連が一致結束して県民のために働きたい」と語った。
来賓の谷本正憲知事は「石川県も与党、自民県連の皆さまと足並みをそろえてやってい きたい」と述べ、自民と歩調を合わせていく考えを強調した。
北村茂男総務政務官、佐々木紀衆院議員、山田修路宮本周司参院議員があいさつし 、増江啓公明党県本部代表、山野之義金沢市長が祝辞を贈った。
席上、輪島市議が発言を求め、県内19市町議会の総意として、県にドクターヘリ導入 を強く要請した。
石田幹事長は大会後、記者団に対し、県議会9月定例会の代表質問で、谷本知事に6選 出馬の意向を確認する考えを示した。<<