森元首相 安倍政権での領土問題進展に言及

自民党森元首相は5日、TBSの番組収録で、北方領土問題について、「ロシアのジェスチャーに対して日本は意思を示さないといけない。安倍首相はやるだろうと思う」と述べた。
問題解決に向けて、年内に行われる見通しのロシアのプーチン大統領との首脳会談で協議を加速させるよう求めたものだ。
森氏は、2月に首相特使としてロシアを訪問し、プーチン氏と会談する予定で、「プーチン氏とは率直な意見交換ができる。『引き分け』をどう考えているか、まず伺いたい」と話した。プーチン氏は昨年3月、外国メディアとの記者会見で、北方領土問題について「(柔道の)引き分け」という表現を使い、妥協点を探るべきだとの考えを示していた。
(2013年1月5日20時55分 読売新聞)<<