択捉・港湾整備下請けに韓国企業…作業員派遣へ

モスクワ=緒方賢一北方領土択捉島で計画されている港湾整備事業に、韓国企業が参加する見通しとなった。
国後島の消息筋が23日、読売新聞に明らかにした。
企業名など詳細は不明だが、消息筋によると、作業員約50人が近く、韓国から択捉島に入るという。
択捉島の港湾整備事業は、ロシア政府が進める北方領土を含むクリル諸島(千島列島)の開発計画の一つと位置づけられ、地元企業が請け負う。韓国企業はその下請けになるという。
日本政府は北方領土におけるロシアの法的立場を認めることにつながるとして、外国企業に対しても、北方領土で経済活動を行わないよう呼びかけてきた。
(2012年5月24日09時55分 読売新聞)<<