菅直人 お遍路再開 / 外国人政治献金問題 嫌疑不十分で不起訴

菅直人前首相が2日から四国霊場88カ所巡りを再開したことが3日、分かった。菅氏の「お遍路」は3年ぶりで、9日ごろまで四国に滞在する予定。
菅氏は年金未納問題で民主党代表を辞任した2004年にお遍路を始め、中断を挟んで、08年に53番札所の円明寺松山市)まで進んでいた。6月2日の党代議士会で、菅氏は「私には、まだ88番札所までお遍路を続けるというお大師様に対する約束も残っている」と述べ、退陣後に再開する意向を示していた。

菅直人前首相の資金管理団体草志会」が在日韓国人男性から献金を受けていた問題で、菅前首相に対する政治資金規正法違反容疑での告発について、東京地検特捜部は3日までに嫌疑なしの不起訴処分とした。処分は9月30日付。
特捜部は「菅前首相の認識がなかったことなどから判断した」と処分理由を説明している。<<