松山千春 全国ツアー開始 / 田中真紀子 外務委員長デビュー /国際地理五輪ポスター 北方領土を「ロシア領」と誤記

08年の春の全国ツアー中、不安定狭心症で倒れ、その後のツアーは公演数を抑えていたが、春ツアーが東日本大震災の影響で中止になった東北地方でのリベンジ公演(仙台サンプラザ=10月17、18日、福島・会津風雅堂=10月13日。ほかに岩手、青森)を敢行予定で、「歌うことで被災地の方々を応援していきたい」と話した。12月25日の北海道・ニトリ文化ホールまで26都市・31公演を予定。東京公演は11月29、30日に東京国際フォーラムで行う。

埼玉・サンシティ越谷市民ホールからスタート。

今国会で衆院外務委員長に就任した田中真紀子元外相が、閉会手続きのため開かれた30日の同委員会で「デビュー」した。外相時代に事務方と激しく対立した田中氏に外務省は戦々恐々としているが、初日の田中氏は「公正かつ円満な運営に努めていく」とあいさつし、委員会は約5分間で「無事」に終了した。
委員会後、民主党理事は「今のところ順調」とひとまず安堵(あんど)。外務省政務三役の一人からは「与野党も外務省も緊張している。ぴりっと空気が引き締まってかえっていいのではないか」との声も漏れていた。

高校生らを対象に地理に関する知識や思考力を競う国際大会「国際地理オリンピック」の募集ポスターで、北方領土を「ロシア領」と表記した地球儀の写真が使われていることが29日、分かった。産経新聞の指摘を受けた大会側はポスターを作り直す方針を固めたが、大会は文部科学省も後援しており、識者からは「日本政府が間接的にロシア領と認めたに等しく、国益を大きく損なう事態だ」と批判の声が出ている。
問題のポスターは、各国別に色分けされた地球儀の写真が掲載され、国後島択捉島などの北方領土が、ロシア領を示すオレンジ色で塗られていた。また日本の地理の教科書では、帰属先が未定として白表記になっている南樺太もロシア領と表記。さらに日本政府が中国領土と承認していない台湾についても中国領土に色分けされていた。

画像有り。

実行委員長を務める筑波大大学院の井田仁康教授は「外国が作った地球儀だと思うが、注意が足りなかった」と釈明した。
地球儀関係の問題をめぐっては、平成20年に学習教材大手「学研」グループが国内向けに販売する地球儀で、中国政府から圧力を受け、台湾を単なる「台湾島」と表記していたことが発覚。同社は「不適切だった」として販売を中止したほか、玩具大手の「タカラトミー」も「台湾島」と表記していた地球儀の販売を中止する問題も起きた。<<