前原前外相参加の北方領土訪問団 帰港

民主党前原誠司前外相は北方四島との「ビザなし交流」訪問団に参加し、択捉島での日程を終え、8日、チャーター船で北海道・根室港に戻った。前原氏のビザなし交流参加は平成18年に続き2回目。
前原氏は6日、択捉島に上陸し、7日までの日程でロシア政府が進めるインフラ整備の状況や水産加工場などを視察。8日午後、訪問を踏まえて根室市内で記者会見する予定。
今回の訪問団は、元島民の3世となる根室市の中高校生や教師ら約50人。
外務省は当初、外相経験者のビザなし交流参加は初としていたが、外相経験のある羽田孜元首相が12年と16年に国後島などを訪問していた、と修正した。<<