松本外相 9月に訪露検討 他

松本剛明外相が9月にロシアを訪問し、東シベリアの開発など経済協力を官民で推進する「円卓会議」の初会合に出席する方向で調整していることが1日、分かった。円卓会議は、2月に前原誠司前外相が訪露した際、フリステンコ産業貿易相らとの会合で合意した。両国の経済協力を拡大し、停滞する北方領土交渉への足がかりを築きたい考えだ。
日露関係は東日本大震災後も続いたロシア閣僚の北方領土訪問でぎくしゃくしたが、5月の仏ドービルでの日露首脳会談で、北方領土問題について「静かな環境下で協議を継続する」との方針で一致した。【犬飼直幸】

亀井静香首相補佐官国民新党代表)は2日、東日本大震災の被災地視察で訪れた宮城県石巻市で、記者団に対し、菅直人首相が退陣条件に挙げる今年度第2次補正予算案や特例公債法案などの成立について「(要する時間が)短ければ短いほど、被災地の復興が早く進み、良いことだ。そうすれば秋風の吹く頃にお遍路に旅立てる」と述べた。同法などが成立すれば、8月末の国会閉会後には首相が辞任するとの見通しを示したものだ。
視察には菅首相自民党から一本釣りで起用した浜田和幸総務政務官も同行。亀井氏は浜田氏起用に反発する自民党を「未曽有の大災害で政府を批判ばかりしてはだめ。けちをつける方が悪い」と批判した。

退陣→お遍路が既定路線扱いになっています。