日露次官級協議で遺憾の意を伝える

前原誠司外相が2月10日から予定しているロシア訪問に向けた調整のための日露次官級協議が26日、東京・麻布台の飯倉公館で行われた。外務省の別所浩郎外務審議官は昨年11月のメドベージェフ大統領以降、ブルガコフ国防次官ら露政府高官の北方領土訪問が相次いでいることについて「日本の立場と相いれない」と遺憾の意を伝達。ロシアのボロダフキン外務次官は「北方領土はロシア領」との原則的立場を主張した。<<