鈴木宗男 北海道5区補選に松山千春を擁立したい

新党大地鈴木宗男代表は12日、小林千代美前議員の辞職に伴う10月24日投開票の衆院道5区(札幌市厚別区石狩管内)補選の候補擁立をめぐり、知人で札幌在住の歌手松山千春氏(54)を、民主党新党大地の共同推薦候補とする構想を明らかにした。
12日午前、札幌市内で記者団に語った。
5区補選には、昨年8月の衆院選で小林氏に敗れ、比例代表道ブロックで復活当選した自民党町村信孝官房長官議員辞職して出馬する考えを表明している。
鈴木代表は「町村氏が出るなら、松山さんにお願いして、ひと勝負かけようと思っている。本人も『町村氏が相手なら不足はない』と思っている」と述べ、近く松山氏に出馬を打診する意向を示した。
鈴木代表は、松山氏が出馬する場合は「無所属でいいが、民主党の推薦をいただいて、こちらは一歩下がる」と話した。
鈴木代表の発言について、民主党北海道の佐野法充幹事長は「全く聞いてないのでコメントできない」としている。
松山氏の事務所は「ツアーもあるので、出馬は全く考えてないはずだ」と話している。
5区補選には、みんなの党共産党も候補擁立を検討している。<<