鈴木宗男 ロシア訪問&モスクワで講演

「夢のようだ」−。ロシア訪問中の鈴木宗男衆院外務委員長が8年ぶりの訪ロの感想を記者団に語った。あっせん収賄などの罪に問われた一連の事件での「失脚」を経て、久々の日ロ外交の表舞台への復帰。万感胸に迫るものがあるようだ。

ロシア訪問中の鈴木宗男衆院外務委員長は11日、モスクワのロシア外交アカデミーで講演、「鳩山由紀夫首相の時に北方領土問題解決、平和条約締結ができなければ、未来永劫解決できない。首相は自分の手で成し遂げたいという強い決意を持っている」と述べ、鳩山政権の対ロ外交の推進役となる意欲を示した。鈴木氏の訪ロは8年ぶり。