鈴木宗男 石川議員逮捕にコメント / 民主党大会で検察批判を展開

新党大地鈴木宗男衆院議員は16日、民主党大会で来賓としてあいさつし、同党の小沢幹事長資金管理団体陸山会」の土地購入を巡る事件に関連し、「検察の暴走はいけない。 検察が正義だと思ったら大間違いだ」と激しい検察批判を行った。
鈴木氏は2002年、あっせん収賄罪容疑で東京地検特捜部に逮捕され、現在、最高裁に上告中だ。鈴木氏は「逮捕は逃亡や証拠隠滅の恐れがある時だ。家宅捜索され、国会議員でもある
石川氏がどこに逃げ隠れできるのか。間違った権力とは断固、戦っていこう」と訴えた。

鈴木氏は「政治資金規正法(の違反)は形式犯だ。石川氏は逃亡の恐れもなく、家宅捜索を受けて証拠隠滅の恐れもない。なぜ身柄をとるのか」と指摘。「検察の焦りを感じる。鳩山内閣が官僚組織に切り込み、官僚組織たる検察が自らの組織が危ういと感じ逮捕を行った。権力の横暴と言わざるをえない。2・26事件の青年将校たちの横暴のようなものを感じる」と、検察当局の姿勢を厳しく批判した。<<