卒論に引用する人

検索で引っかかったので掲載。
東洋大学・関谷直也准教授のゼミ生の方による著作権に関する卒業論文に、ムネオハウスの話題が一部引用されていました。但し内容が「ムネオハウスのアルバムが現実に発売されている」と少々変な事になってしまっています。

2.2 インターネット・動画

インターネット上での著作物・コンテンツというと、動画投稿サイトでの動きがあげられるだろう。既存の著作物を無許可で使用した動画の投稿が後をたたない。その一方で投稿された違法動画がその宣伝効果につながることもあり、未だ議論が続いている。

(中略)

?ムネオハウス
ムネオハウスとは、2002 年 2 月ごろに掲示板サイト「2ちゃんねる」にて、日本人とロシア人友好の家(=本来の「ムネオハウス」)に関する鈴木宗男氏らの国会答弁の発言を、「2ちゃんねる」の人々がハウスミュージックに組み込んで作った作品を指し、通常映像と組み合わせて作られている。その後クラブなどで DJ イベントが開催されるまでに至った。これらは当然無許諾で行われていたが、イベントに鈴木宗男本人が参加したことがあり、事実上公認とされている。何枚かアルバムも発売されているという*13。
鈴木宗男氏の姿に関しては、肖像権の問題になるのでここでは割愛するが、他に問題になるとすれば、元になった映像を製作した放送局の許諾が必要になる。既存の映像には、そこに写っている人物ひとりひとりに肖像権、映像を製作した制作会社や放送局などに著作権が発生する。写っている当人には著作権はなく、たとえその当人が許可を出しても制作会社などからの許可が下りなければ、その映像を自由に使用することはできない。製作者側からみれば権利保護だが、他の誰かの創作を妨げる側面を持っているともいえる。こうなるとその創作を断念、または凍結する事態に陥るか、あるいは違法な使用が後を絶たないのが現状である。これは写真などにおいても同様である。

(以下略)
著作権と文化 ―創造は生き残れるか―

基本Wikipediaから引いてきたと思われる記述ですが、肝心のアルバム発売情報の参照元は「*13 http://www.remus.dti.ne.jp/~yomo/〔online〕ムネオハウス・インフォメーションより参照。」と当ページ。すみません説明不足でした。それネタなんですよ。
単位取得に影響が無かった事を願って止みません。