同人誌収録のわかむらPインタビュー Webで先行公開

WORKER774、WORKERHEAD、若村技研等の名義でやんちゃしていた頃の活動についても少々記載有り。

わかむらPの2ちゃんねるでの活動について

峰尾
 ニコニコ動画でわかむらPとして活動する前にも、2ちゃんねるなどで、例えばかつて、2ちゃんで流行ったムネオハウスに関わったり、動画作品をつくったりと、今みたいなMAD職人のような活動をされていたとお聞きします。それはどのような流れでされてたんでしょうか?
わかむら
 まず2ちゃんねるの初期にコラ文化というのがあったんですね。それで、名無しでコラ職人といったらあれですが、映画のポスターみたいな感じに芸能人をあてはめるみたいなコラージュを作っていました。当時自分のパソコンとかに「Photoshop」とか「Illustrator」が入った人が少なかったというのもあって、そういうコラをやっていました。動画作りはそのときはまだ未経験でしたね。
ムネオハウスを知ったのは友達がこういうの好きそうだよね、と聞かせてくれたのがきっかけです。僕自身もともとテクノが好きなんだけど、ムネオハウスというのが面白いことになっているという話を聞いて、アップロードされている音源を実際聞いたら完成度高くてびっくりしたんです。それでお手伝いというか、なにか作ってみようかなと参加しました。
峰尾
 つまり、2ちゃんねるからアマチュアクリエイター活動がスタートしたと。今でたとえればVIPスレとかに絵を投下するみたいな感じですか。
わかむら
 そういう感じからスタートですね。
濱野
 周囲にはそういうことをやっていた人はいたんですか?
わかむら
 学生でありながら仕事でクラブイベントのフライヤーを作っている、みたいなひとはいましたね。ただ、周りに2ちゃんねるでやる人はいなかったような気がします。ただ友達は、僕がすごい2ちゃんねらーだということは知っていましたね。当時は今より2ちゃんねるに対する風当たりは悪かったと思いますし。
村上
 2000年から2001年くらいですか。
わかむら
 そうですね。本当に掃き溜めのようなイメージが強かったので(笑)
村上
 犯罪の温床みたいな(笑)
わかむらPインタビュー@文学フリマ詳細&未収録インタビュー先行公開 - 最終批評神話 / リサイクル

さらっと数々の前科について触れています。