田中直紀参議院議員 自民党離党 / 小泉純一郎 政界引退を正式に表明

自民党田中直紀参院議員(新潟選挙区)は26日、細田博之幹事長に離党届を提出した。細田氏は麻生太郎総裁(首相)が米国訪問中で不在であることを理由に受理せず、「幹事長預かり」とした。
関係者によると、田中氏は離党理由を「地元の事情だ」と説明、当面は無所属で活動する意向だという。早期の衆院解散・総選挙をにらみ、民主党会派に属している夫人の田中真紀子元外相の活動を支援する目的もあるとみられる。

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今後は「環境保護と経済発展の両立」と「食の安全」などに取り組むと述べた。
引退理由について、在任が5年半に及んだ首相経験などを挙げ「全力でやった。(次期総選挙で当選しても)今まで以上に活躍できるか、と自分に問うと無理だろうと思った」と説明、36年間に及ぶ議員生活が“完全燃焼”に終わったと振り返った。

後継には次男を指名。