菅直人 五度目のお遍路で五十三番札所まで参拝

民主党菅直人代表代行が2日、1週間の「ミニ四国霊場八十八カ所巡り」から帰京した。管氏の「お遍路」は年金未加入問題で代表を辞任した04年以来、断続的に続けられている。今回の行程は約170キロで、「過疎化が進む高速道路建設工事現場を見ながら歩き、道路問題での我々の主張に自信を持った」という。元々は「自分を見つめ直す旅」だったが、今は世論動向を探る旅に変わりつつあるようだ。
今回の遍路は5回目で、06年8月以来。6月25日に愛媛県愛南町の40番札所・観自在寺を出発し、7月1日に松山市の53番札所・円明寺に着いた。菅氏は「以前は自分への励ましが多かったが、今回は『今度こそ(政治を)変えてください』という反応が圧倒的だった」と語っている。

6日間で13カ所を廻るも、だんだん趣旨が変わってきている模様。