当時の経験から現在のネット創作環境について語る人

ムネオハウスムーブメントの参加者であった事を唯一明言している」とwikipediaに記載されているnaos氏による初音ミクJASRAC登録騒動に関するエントリー。
2002年当時の「ちんこ音頭」「ムネオハウス」でのご自身の経験との比較から論を進めていらっしゃいます。

2002年。
ちんこ音頭」「ムネオハウス」で、音楽業界は気がつくべきだった。あのとき、FM京都さんなどのごく一部を除いて、業界は「所詮は素人がやっていること」と無視をした。実際私はとある現場で「あんなのは素人の遊びだろ?」と言われた。仕方がないのでその人物にはムネオハウスの「yabaiyo」を聴かせた。彼の表情の変化にニヤニヤした。「素人の遊びじゃないでしょ?・・・変わりますよ、音楽業界は」
実際は音楽業界が「泡喰ってる」のではない。「知らないヤツが泡喰ってる」のだ。
実際、アニメや声優さんの楽曲の作編曲家さんがひとりで行う制作作業は、ムネオハウスの制作作業の手法と今や同じ。機材やソフトも進化して、ひとりで、ヴォーカル以外の全部の音が、以前のようなMIDIレベルでなく、リアルで作成可能。中には、manzoさんのようにヴォーカルやコーラスすらこなして、まさに「ALL IN ONE」で直接マスタリングに持って行けるような天才すらいる。
そして職人は今、VOCALOIDで遂にヴォーカルまで手に入れた。まだオールマイティとは言えないが、「うた」が「職人ひとり」でつくることができる。
ちんこ音頭」は作曲者のヘタウマヴォーカルから始まった。「ムネオハウス」は基本インスト曲で、そこにボイスサンプリング。「フルスロットル」も最初は名無しヴォ−カリストの協力で始まった。
ネット音楽の時代なんて、とうの昔に来ていた。
ただ、VOCALOIDブームで、それが表面化した。業界的に、認めざるをえなくなってきただけではないだろうか。
【長文注意】ITmedia News「クリプトン・フューチャー・メディアに聞く」完結を受けて|[Team Get Away / naos project blog]