鈴木宗男 「ウソつき」見出し訴訟 高裁で逆転敗訴

週刊新潮の記事で「ウソつき常習男」と表現され名誉を傷つけられたとして、元衆院議員、鈴木宗男被告(55)=受託収賄罪、偽証罪などで公判中=が新潮社に1000万円の賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は25日、100万円の支払いを命じた一審東京地裁判決を取り消し、鈴木被告の請求を棄却した。
西田美昭裁判長は「(鈴木被告の)言動を報じた記事や、関係者への取材結果などから、うそをついていると信じる相当の理由があった」と指摘。「『ウソつき常習男』との表現は品がない表現だが、意見、論評としての域を逸脱しない」と判断した。

「ウソつき常習男」裁判は逆転敗訴。