山崎拓 変態報道訴訟を全て取り下げ / 松山千春 鈴木宗男を「抱きしめたい」

山タフ、ついに白旗−。自民党山崎拓前副総裁(66)は、変態愛人疑惑を報じた『週刊文春』の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋らに損害賠償などを求めていた民事訴訟の控訴を取りやめた。疑惑を全面的に認めることで、次期参院選で出直したい意向だが、党内からは「女性票が逃げる」と批判が噴出する。元愛人も「私には謝罪もない」と怒りは収まらず、四面楚歌の中、風前の灯火となった政治生命も女性に吹き消されそうだ。

 「総選挙で敗北したことを受け、初心に立ち返り、出直すことを決意した。一連の週刊誌報道もこれ以上、事実関係を争わない」

 山崎氏は8日、こうコメントし、文春と編集長らに損害賠償5000万円と謝罪広告の掲載を求めていた裁判と、東京地裁で係争中の訴訟計4件すべてを取り下げることを明らかにした。

 つまり、愛人変態疑惑をすべて認め、「自分は変態だった」と懺悔したわけだ。

同郷で親交のある鈴木宗男衆院議員について「何があっても見捨てない。抱きしめてあげたい」と熱弁。「肉体関係はないよ」と付け加えていた。自民党自衛隊イラクに派遣させる意向であることは強烈に批判していた。<<