鈴木宗男 北海道に帰還

昨4日、保釈後初めて北海道にお国入りした衆院議員、鈴木宗男被告(55)=受託収賄罪などで公判中=は、釧路市のホテルで後援会幹部約100人との会合に出席。支持者から口々に「お帰りなさい」と声をかけられると、みるみる目を真っ赤に腫らし、しまいまで泣き通しに泣いた。
注目の次期衆院選への立候補については「私からは話していない。後援会の皆さんからは温かい激励をいただいた」と前向きで、言うところのムネオ節は健在。5日は札幌に移動し、松山千春(47)が発起人の激励集会(トークイベント)に出る。
会合で宗男氏は「皆さんに支えられて437日間を頑張ってこられました。拘置所では3食がきちんと食べられる。つらいこともあったが、ご飯も食べられない時期があった子供のころに比べたら天国です」と件の甲高い声で元気さをアピール。
「1点もやましいところはありません」と潔白を訴えると、「出馬するなら全力で支援する」の声が。すかさず、「皆さんの心はよくわかった」と応じた。
あいさつの途中、奥さんの典子さんが気分を悪くして救急車で運ばれる一幕もあった。<<