大阪市立大 辻元清美の講師起用を断念

大阪市立大が大学院のゲストスピーカーに辻元清美衆院議員の起用を予定していた問題で、同大学院の担当助教授が30日、「事実上、実現できなくなった」と起用断念を伝える手紙を辻元氏側に郵送した。
辻元氏の初講義は6月24日に予定されていたが、同氏起用の是非を検討するため同大学が設置した特別委員会が「今学期中に結論を出すのは無理」と判断し“時間切れ”に追い込まれた。
辻元氏は民間非営利団体NPO)に関するワークショップへの参加を予定していた。しかし、大阪市議会で「秘書の給与問題が捜査中」などと自民市議が反発したほか、大学にも抗議電話が相次いでいた。
助教授は「このままでは失礼に当たるので個人的に手紙を出した。こういう前例をつくってしまったことは残念だ」と話している。

結局教壇には立てず。