田中真紀子 政倫審に弁明書提出 他

真紀子氏が16日の政倫審幹事会を前に提出した資料は、彼女の弁明書と公設秘書への給与の流れを説明した弁護士作成の報告書など計10枚。
弁明書の中で「秘書給与は全額、秘書に渡っていた」と従来の主張を展開。「(自民党の)政倫審で疑惑は解明されたはずだ」と、お白洲の場に強い不満を表明した。
報告書では自民党に提出した資料と同様、元公設秘書の1人分の給与の流れのみを説明。ファミリー企業の越後交通経由で、国から支給された給与に調整手当をつけていた−などと主張する。
ただ、疑惑を解明するための具体的な資料などは一切なく、真紀子氏の一方的な主張が展開されているだけなのだ。

あまりの出来に野党は差し戻しを要求。

三井物産部長の飯野政秀(44)ら同社の3容疑者が犯行を全面自供したことが18日、関係者の話で分かった。東京地検特捜部の捜査で入札予定価格の漏洩と、丸紅、伊藤忠を排除して住友商事や兼松を巻き込んだ談合が判明しながら、容疑を否定する物産側の無罪主張が決定的に覆された。ウソをつき続けた大企業の社会的責任が厳しく問われ、経営トップの引責辞任に発展する重大局面に入った。