週刊SPA! に またムネオハウスが掲載

しかもモーリーのコメント付きだよ。
宮台真司氏はずいぶんあか抜けたなぁ。久しぶりに見たので、自分としては「はじめて江川紹子が化粧してテレビに出てるのを見たとき」並にショッキングです。
載ってるのは中盤の特集コーナー「[ネット正義感]がもの凄いことになっている!」(p36〜p43)。前半は三人の選者による「[ネット正義感]トピックス10」、後半が(株)アルテミスの社長とかへの短いインタビュー「[ネット正義漢]が、熱く語る!」と、宮台真司氏と吉野健太郎氏の対談「そしてネット正義観はどこへ向かうのか?」で構成されております。ムネオハウスの記事はトピックスの8つ目に「宗男逮捕でも、活気あるムネオハウス」との見出しで選者のメディアアーティスト モーリー・ロバートソン氏によりピックアップされております。記事中では

宗男逮捕でも、活気あるムネオハウス

先月、あっせん収賄容疑で逮捕された鈴木宗男議員。事件への関与が明かになっていくながで、彼の声をメディアで聞くこともなくなった。しかし、あの声をサンプリングしてハウスミュージックにしたムネオハウスはいまだ健在。
DJムネオ氏が発表したアルバムは現在まで19枚、計200曲を超え、盛り上がりはネットの枠を超え始めている。7月27日には新宿で大規模なイベントも行われるほどだ。
ムネオハウスはマスメディアが配慮して言わないことを面白おかしく伝える『道化師』の役割を果たして注目を浴び始めました。宗男さんの自信にあふれたものの言い方とあの耳障りな訛りは、旧体質の政治家の象徴。そこを突いたブラックユーモアは最高ですね。音楽自体も作りこんだものが多いですし、面白いムーブメントです」(モーリー氏)
これも一種のネット正義感かも。
「[ネット正義感]がもの凄いことになっている!」 『SPA!』 2002年7月23日号 (扶桑社 2002) p.39

と絶賛しておられますので、マスメディアのみなさん、そういうことにしといてください。
ついでに27日のイベントについてもMUNERE仕様のMUNEXの画面とアドレスを掲載したうえで、「新宿で大規模なイベントも行われるほどだ」との説明(これは編集部の文章)がまでつけてくれちゃってます。広報活動ありがとうございます。

しかし何度読んでもこれのどこが[ネット正義感]なんだか分かりませんでしたよ。記事自体のシメも「これも一種のネット正義感かも」ですからね。ちょっと弱気です。

ということで雑誌自体がアホなのと選者さんがちょっとお馴染みだったというだけの話で、書かれていることは今まで通りのことでした。ということで特に読む必要無し!同じく今週号に特集されている「アンダー15歳[早熟H]の世界」のほうに興味がある方などはそちらのオマケ程度にどうぞ。あとシンバルズのインタビューも載ってるんで、自分以外にムネオも好きなシンバルズ好きの方がいたら是非どうぞ。