2ちゃんねる中毒にムネオハウスパーティの模様が掲載

言うほど中毒してないような。
気がつけばサイト始めてから雑誌と書籍買いまくりですよ。いままではどんな分厚い本も近所の本屋での立ち読みで済ませてきたのに。そりゃ金もなくなるっちゅーねん。そのくせSPI対策本とか面達とかはおもいっきり未読。やべぇ、完全に真人間の道踏み外してるよ。はやくカタギになりたい!

2ちゃんねる研究のzenhiteiさんとか、ちゆ12歳のちゆさんをはじめとするネットで有名な方々の2ちゃんねる関係のコラム盛り沢山なんですが、いつもそういう方のサイト見てる人にとっては今更読んだところでな文章の山。逆に学習意欲ゼロのオッペケペーで適当に2ちゃんねる情報つっこんで知ったか決め込みたい方には是非お勧め。それにしても1600円は高すぎだって。
お目当てのムネオハウス記事はp130〜p137に渡り「ムネオハウス新宿ロフトプラスワン!」のタイトルで、「仕事が忙しい、整理券当たらず、地方在住で・・・・・・諸事情で行けなかった人に送るレポート」というコメント付きで掲載されております。が、なんだこの中途半端なレポートは!こりゃイベントレポートじゃなくてただの取材レポートだ!本にして金取るもんじゃないわ!と怒髪が天ついちゃうほどにダメダメ。「会場には2ちゃんねらが沢山いました」ということ以外何もわかりません。朝日が背広で来ようが本筋には関係ない話だろうが。確かに愉快だけどさ。
それでもイベント本編に関する記載はこんなところ。

満員御礼!

曲はまさにムネオハウス一色!それは当然なのだが、機材調整の時にハウスやテクノを流していたようなので、実際のプレイの時はハウス以外も流れるのではないかな?と思っていた。低音が上手に出ていないらしく、高音がちょっと耳に突く。キンキンした高い音が時々耳を刺す。ロフトプラスワンは元来トークショウがメインであって、音楽がメインの会場ではないためそれは仕方がない。もし次回イベントが開催される時は音響設備のいいところで聞いてみたい。
始まったばかりのDJブームの前は、2ちゃんねらーを押しのけて取材のカメラマンや記者が陣取って写真をパシャパシャとっている。2ちゃんねるクラバーたちも、いきなり踊り始めるのでなく、音を聞きながら踊るタイミングを窺っている。もしくは持参したデジタルカメラで写真をとっている。こんなにたくさんの2ちゃんねらーが地下二階に集まって、ムネオハウスを聞いている光景はシュールだ。と同時に2ちゃんねるから生まれ、ここまではっきりした形で成果を出すのは凄いなと素直に感心してしまった。
入り口が狭いせいか、イベントがスタートしてからも次から次へと人が会場内にやってきて、超満員に!トイレに行くにも、かなりの人をかき分けていかなければならないので一苦労だ。後ろの方では、ビールやカクテルが頼めるバーもあるのだが、人が多すぎてなかなか注文できないし、バーまで行けない(泣)。いや仕事で来場しているんだから飲酒はしていけないと神様が気をきかせてくれたに違いない。回りをみてもお酒を飲んでいる人は少なかったようだ。
ムネオハウスがかかり始めてから三〇〜四〇分ぐらい経ってからぐらいか。DJブースの前からカメラマンと取材陣が消え、踊る気まんまんの2ちゃんねらーが中央にせり出して、そこだけ狂ったように踊っている。モナーのTシャツを着ている人、頭にCD-ROMを四枚ぐらいつけてぶらぶらさせている人。あまりにも強烈なコスチュームと激しい踊りっぷりで唖然として見ている2ちゃんねらーも多数。そんな個性的な2ちゃんねらーは全体で見ると少数で(一割以下)ほとんどの人はとても普通の人だった。

どこまで盛り上がるの?

午前二時過ぎ、相変わらずDJブースの目の前にいる人たちはガンガン踊っている。「2ちゃんねらーダンス部」といった名称がぴったり当てはまりそうだ。それ以外の人達はあまり踊っていない。みんなもうちょっと踊ろうよー と思っていたら、だんだん気がのってきたのか踊る人が増えていく。私もカメラ片手に踊る。本当にひさびさ踊った。いや踊るってのは気持ちがいい。あと知っている曲が流れているのは踊りやすい。
ここからは人気DJがプレイするクラブと状況が変わらない雰囲気になった。違うのはここがロフトプラスワンで、曲がムネオハウスというだけだ。午前三時になりカメラマンが明日の取材が早い時間にあるので一緒に帰らないか? と言ってくる。もうちょっと踊りたかったの残念だが、でもこんな調子で朝まで続くのだろうと思い撤収する。ご存じの方も多いと思うが、この後ひろゆき氏がやってきて会場はさらに盛り上がったそうだ。早く帰ってきたことを後悔している。
久々に踊ったせいか、次の日起きると猛烈な筋肉痛に襲われたのだが、恥ずかしくて誰にも言えなかった。
竹田一郎 「ムネオハウス新宿ロフトプラスワン!」 『2ちゃんねる中毒』 (白夜書房 2002) pp.134-135

ということで読む価値全然無いです。同じ金払うならテクノのコンピでも買うことをお勧めしますよ。