アエラ 2002年7月8日号 「ムネオヘブン」イベントレポートも掲載

本日発売されたAERAの中のライターの河合香織さんによる連載コーナーに載っていました。後半では6月1日に開催されたMUNEO HEAVENの会場での様子も触れています。

今週のテーマ【ムネオ節】
日替わり「疑惑劇場」結構踊れるテクノで200曲続々と登場

♪ややややや、ヤバイだとか、ううううううう、ウソツキだとか、どどどうしてどうして……♪
いまネットでちょっぴり流行中の曲「dj battle」の一節。声の主はあの鈴木宗男さんだ。国会の証人喚問で、辻元清美さんに問い詰められて、まくしたてた台詞、「やばいだとか、うそつきだとか、どうして……」の声音をテクノ音楽風にアレンジしている。
ムネオハウス」というキーワードで出てくるホームページ。「ムネオ」をテーマに、テレビの音声を編集して、曲作り。ここで200を超える曲が聞け、無料でダウンロードできる。宗男さんの曲は他にも「shikaraba」(宗男さんの口癖か)「sondu miriu」(ケニアのソンドゥ・ミリウ水力発電事業)など。
宗男さんだけではない。辻元さんのほか、鳩山由紀夫山崎拓土井たか子さんらの声も使われている。田中真紀子さんはディーヴァマキコという愛称で、金髪のカツラをかぶった姿にコラージュされて登場。彼女の曲は「makiko de washoi」。
ネット上だけではなく、何度かクラブでイベントも行われている。6月に行われたイベントに参加してみた。入場料は2000円。50ほどの席はほぼ埋まっている。「ムネオハウス」の楽曲ががんがんかかるが、踊っているのは数人だけ。
ところがそれまで静かだった店内に歓声がわいた。スクリーンにあらわれたのは宗男さんの映像。ムルアカさんも登場した。辻元さんも登場し、彼女の、「ド忘れ禁止法適用したいくらい」という声も、テクノのリズムに乗っている。
会場にいたキャピキャピの女の子2人連れ。23歳、社会人1年目だという。
「ムネオ大好き。おもしろすぎる」
アイドルっぽい盛り上がり。
河合香織(文) 大橋ツヨシ(マンガ) 「今週のテーマ【ムネオ節】」『AERA』2002年7月8日号 (朝日新聞社 2002) pp.80-82

大橋ツヨシ氏によるイラストは各ページ1コマずつの計3枚。

補足&備考

記事投稿日: 2011年12月28日
引用に辺り、改行位置を変更しました。また2002年当時は掲載情報が知られていなかったため、MUNERE'02エンディングムービーでの協力会社一覧には未掲載となっています。