DJムネオ率いるTMHが歴史的テクノイベントを韓国ンウルで敢行

今日の裏むねむね会謹製ネタニュース。

DJムネオ率いるTMHが歴史的テクノイベントを韓国ンウルで敢行

歴史的ステージだ!
31日開幕のW杯を前に人気テクノチーム「TMH」が30日夜、韓国ンウルのW杯競技場前の広場で行われた前夜祭に参加、テクノで日本代表の先陣を飾った。TMHはW杯特別ユニット「Voices of TMH」として日本語入りの非公式ソング「Touched By The Hand Of Muneo」を約3万人を前に熱唱。この模様は国営放送KSBなど現地テレビ3局で生中継され、戦後初めて日本語楽曲が韓国全土に放送された。

降り続く雨が、登場を待っていたかのように小降りになった。拍手と地響きのような大歓声の真ん中で“完全燃唱”したDJムネオ率いるTMHが輝いていた。キックオフまで24時間を切り、ボルテージが最高潮に達した前夜祭のクライマックスで登場。日本が誇る技巧派DJの美しい曲の繋ぎ方に満員の観客がじっくり聞き入り、いつしか手拍子。そしてペンライトを振りながらダンスのための踊りを踊った。披露曲「Touched By The Hand Of Muneo」はその曲名が示す通り、日韓とムネオの新時代を祈る合作。両国から男性DJと新人女性DJと女性歌手を1組ずつ計6人でユニットを組み、日本側からはDJムネオとDJtujikiyo・そしてDIVAマキコが加わった。尚、両国から一名ずつMCが呼ばれ、協調、協力、共存の願いが日韓英3カ国語で交互にMC披露される。
日本の代表はもちろん、MC Otaka-sanが勤めた。

ステージ上での日本代表の3人(DJムネオ・DJtujikiyo・DIVAマキコ)は「これがきっかけとなって日本と韓国の文化の扉がこれからもっともっと大きく開かれていくことを強く願ってます」との希望をテクノに込めた。当初、韓国ではNBA(韓国文イヒ放送)だけが生放送予定だったが、KSBとBBS(ンウル放送)が追従。2時間、前夜祭が主要3局を電波ジャックし、日本語のテクノと曲が韓国全土に響き渡った。

この日まで韓国政府の政策で日本語楽曲は放送どころか、CD発売も制限されてきた。今回は韓国政府の特別措置で「日韓共催」への配慮。W杯が終わる
7月まで限定で放送も許可されることになったが、現地マスコミは「今回がきっかけでテレビ、ラジオ放送やCD販売など日本語音楽の全面解禁につながるかもしれない」と期待している。地球規模の祭典で歴史の扉を開けたTMHたち。DJムネオ氏は、サッカー代表選手たちよりもひと足早い活躍には「韓国全土に日本語でこのテクノを聞いてもらえたことに、とても感激しています。手を挙げたときを思い起こしてます。」と感慨もひとしお。

31日夜には再び開会式に登場、世界160カ国に向けてテクノを披露する。テクノ日本代表たちの快挙は、1次リーグ突破に向けて大きな弾みになりそうだ。

(撮影:W0RKER774)
MUNeee!  2002/05/31  本当の記事
裏むねむね会 裏むねNEWS 5月分 (WebArchiveより発掘)

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