B-GEEKS Vol.6にMuneo House Partyの記事が掲載

B-GEEKSといえばサイトにあった掛取り万歳日記(現在は終了)。あっちこそ売り物にするべきだったんじゃないかと思う今日この頃。
毎度お馴染みハッキングやらWarezやらエミュやらアングラやらの情報盛り沢山だけどほとんど自力でwebで探せるものばっかりで、紹介記事も頭悪いから金出してまで読みたくない雑誌のB-GEEKSさんでございますが、目的のムネオハウス記事はp16-p17の見開きで今更感タップリに4/5のムネオハウスパーティイベントについて書かれております。と題された記事は、前半は頭の悪さ全開に「ナウいヤングがZOKKON命(ラブ)。ムネオハウス」ってな小見出しから「これはもうやるっきゃナイト!」、「斉木しげるも真っ青のシティーボーイ」「柴田恭平もシャッポを脱ぐほどクリスタルなおいら」と二昔前の調子でガンガン攻めるイベントレポート。しかし具体的記述がほとんどないのでレポートになってません。書いてるご本人もその気はないんでしょうからイイんですけど。
でも一応イベント本編に関する記載はこんなところ。

「チョメチョメがいいね」と君が言ったから4月5日はムネオ記念日

ステージがスタートし、ミラーボールに灯りが点る。「ドゥン、ドゥン、ドゥン、ドゥン」と重厚なバスドラム音にかぶさる反復フレーズにおいらのハートはメラメラと燃え上がるぜ。DJ pengo、DJ モー子によるおきゃんでダンサブルな演奏に、VJ cool waired、VJ massoによる世代観丸出しのハクい映像がまいっちんぐなまでにマッチングして、子鹿のようにチャーミングなおいらのステップを加速させる。
「フフ、そこいらのかっぺ連中とは違うのさ・・・。」
ふとVIP席に目をやるとひろゆきが踊り狂っているじゃないか。「奴だけには負けられねえぇ・・・」と意味不明なライバル意識がギンギラギンにさりげなく燃えたぎった瞬間、宗男御大を意識したハゲヅラ・背広に身を包んだDJ LDPにバトンタッチ。ここで場内のフィーバーはピークに達したよ。ゴキゲンなダンス・チューン『ちんこ音頭』で繰り広げられる「ちんこちんこちんこちんこ!!!」の大合唱。続くHattari dinによるダンスリミックスはまさにアシッド。脳内エントロピーはどんどん増してゆき、DJ LZDを経て真打・shikarabaに交代すると、もはや頭ん中はチョメチョメ。「キター!!!」「ワショーイ!!!」のシュプレヒコールが挙がる。
ヘイ、ユー! 原宿からホコ天が消え、竹の子族なきあと、これほどまでに巨大な「うねり」を生むイカしたグルーピーがあったかい?
祭りの締め括りに「次回の予定は記憶にございません」と主催の宮大工氏が言っていた気がするが、なぜか建て続けに関西でイベントが行われたり、イベント当日は7thまでしか出ていなかったアルバムが原稿執筆時点では14thまでがリリースされていたりする。その後もシングル、ライブCDまで出るなど余波はちまちまと広がったが、歯並びがシャンなマドンナ議員ことMC辻本が証人喚問で泣きながら鬱死し、続いてMC 宗男御大の辞職も秒読みになって、短い祭りは終わったようだ。メディアとピーターパン・シンドロームのヤングたちをさんざっぱら踊らせて、パーティーは幕を閉じた。イェーイ。
AFH(文) 編集部(構成) 「MUNEO HOUSE PARTY in LOFT/PLUS ONE 祭りだワショーイ! 踊り踊らせ踊らされ」 『B-GEEKS Vol.6』 (三才ブックス 2002) p.16

後半は固めにブラック・マシン・ミュージックと引っ掛けた調子の「で、結局ムネオハウスってなんだったのよ」。色々なんだかんだ書いてますが、結局こっちも今更なことしか言ってません。
というわけでやっぱり買う価値無し!やはり男子たるもの知りたい情報は中途半端な雑誌になんざ頼らずに全部自分で調べるもんです。押忍。