鈴木宗男 久しぶりに姿を撮られる

公設秘書の宮野明被告(54)が逮捕された4月30日以来、約1カ月ぶりにマスコミに姿をキャッチされた。午前6時30分ごろ、鈴木氏が都内の自宅を出るところをフジテレビが撮影した。

しかし記事には画像は無し。

宗男氏はここ1カ月、雲隠れして、地元も含め公にほとんど姿を見せていない。衆院本会議も7回連続欠席中である。
最近では「俺は逮捕されない。カトウ(=加藤紘一衆院議員)を見ろ!」と、周囲にほえまくっているという。
不正入札事件で公設第1秘書の宮野明被告(54)、背任事件で前外務省主任分析官の佐藤優容疑者(42)と、腹心が司直の手に委ねられ、vs検察の意識をますます強固なものにしているという。
そんな折、宗男氏の姿が27日のフジテレビで放送された。
東京・南青山の自宅から午前6時半ごろ、ワイシャツなどが多数入った紙袋を持ち、公設秘書の二男とともに小走りに逃げ去ったのである。
少しやつれたようにも見える宗男氏は、記者の質問に終始無言。大量のワイシャツは、今後も「逃避行」を続け、東京地検特捜部対策でホテルなどを転々と移動して籠城(ろうじょう)、顧問弁護士らと打ち合わせをするためとみられる。
宗男氏の思惑をよそに、逃避行&検察対策が実る日は、間違いなく来ないようだ。

武部勤農水相が首相とともに競馬の日本ダービーを観戦していたことについて、「BSE(牛海綿状脳症狂牛病)の発生以来、日本中でどれだけの人が苦しみ、大変な思いをしたか。痛みをよく知ってもらわないとならない。休日とはいえ(対策を担当する)農相が出られるのはいかがなものか」と厳しく批判したのだ。<<