DJムネオの系譜第2回

即身仏さん謹製のDJムネオ物語ネタテキスト。

●DJムネオの系譜第2回 初代・鈴木ムネ左衛門 生没年不詳

munezaemon鈴木家初代当主・ムネ左衛門は肥後の国(現在の熊本県)周辺で江戸時代後期に誕生したといわれる。生家は代々飛脚を生業としていたとされ、ムネ左衛門も少年時代に家業を手伝い熊本〜江戸間を3日とかからぬ早さで往復していたという。しかし文明開化の影響で国家による郵便事業が飛脚にとって代わることをいち早く見抜いたムネ左衛門は単身渡米、ふとしたきっかけで知り合ったマフィアのもとで数年を過ごし多くの修羅場をかいくぐった。惜しまれながら帰国したのち、北海道で開拓者が熊に襲われ困っていることを嗅ぎ付けた彼は熊出没警告プレートを役所に売りこみ独占販売権を獲得。巨万の富を得ることになる。その後世界中であまたの事業を起こしたムネ左衛門は各地に愛人をかこい彼女等に仕事を任せ、生まれた子供はは50人とも60人とも言われている。晩年、マフィア時代を懐かしみ国後島を日本のシシリー島にして余生を過ごしたいと望んでいた彼だったが、ザイールの愛人のところに行く船中で病没。波瀾の人生に幕を閉じた。写真は帰国後、自慢の舶来品を身につけて神戸の写真館で友人と共に撮ったもの。

写真:デカ長さんのアップローダから
記事:即身仏
Muneoo!テレビ - DJムネオの系譜第2回

作者によれば、この文章は裏むねむね会・裏むねさんが北海道土産に買ってきた熊出没注意缶バッジに着想を得た創作したものである、とのことです。

補足

元ページの正確な公開日が不明なため、確実に公開されていたであろうと推測される日付に記事を置いています。