DJムネオの系譜第1回

即身仏さん謹製のDJムネオ物語ネタテキスト。

●DJムネオの系譜第1回 DJムネオの父〜鈴木カノウ(?〜1967)

kanou 宮城の材木商店の裕福な家庭の次男坊として育つ。自由奔放でモダンなものに憧れたカノウは上京しモボ・モガ(モダンボーイ・モダンガール)といわれた昭和初期の最新のファッションに身を包みジャズと葉巻とカフェーをこよなく愛した。とくに音楽の知識では当時の社交界で三本の指にはいる文化人として名を知られ、のちの初代オールナイトニッポンDJ・高崎一郎も彼の影響を受けた。そしてプレイボーイとしても名をはせ、男装の麗人川島芳子や昭和の悪女・阿部定とも浮名を流した。
 終戦後彼は新天地を求め北海道へ旅立ちそこでDJムネオが生まれる。父の音楽への造詣の深さに当然DJムネオも影響を受け、開花した感性がその後の成功へと繋がる。写真はまだ軍靴の鳴り響く前の東京銀座付近のスタジオで撮られたもの。

写真:デカ長さんのアップローダ (訂正)から拝借
Muneoo!テレビ - DJムネオの系譜第1回

補足

元ページの正確な公開日が不明なため、確実に公開されていたであろうと推測される日付に記事を置いています。